建築会社と戦う男の物語

「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」 を小説に書き換えた、サブブログです。

私は渡辺拓也と申します。
脱サラをし、
不動産投資に取り組みました。

しかし、人生の全てをかけた新築マンションを
建ててくれた建築会社と、現在裁判で係争中。
マンションも手に入れていません。

そんな私の失敗談記録を公開した
「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」
を開始したのが2021年5月でした。

その中味をわかりやすく
ノンフィクション小説として書き換えたのが
このブログです。
こちらのブログもよろしくお願いします★

2023年02月

おまかせ建設会社の準備書面は
一言でいえば
「おまかせ建設会社に非はない。
 施主の渡辺が勝手に追加工事を指示したのだから  
 早くお金を払いなさい」
ということしか書かれていない。

なぜ私が訴えられたのか理由を知るために
おまかせ建設会社代理人の
ムーン法律事務所(大手)の田中弁護士が作る
準備書面をよく読もうと考えた。

どう対応するのか考えたかったので
しばらくは準備書面の応酬が続いた。

<おまかせ建設会社側・準備書面その2>

ハイセンスデザイナー事務所が
渡辺氏の補助者として、
建物のデザインや材料・仕様などを
おまかせ建設会社に伝える役割をしていたことは認める。

しかし、請負計画は
渡辺氏とおまかせ建設会社で結ばれたものであるので、
ハイセンスデザイナー事務所の指示に従う必要はない。

渡辺氏がハイセンスデザイナー事務所から
いろいろな建物のデザインや
材料・仕様を伝えさせ続けたことは、
請負契約の変更・追加を自ら了承して
オーダーしたと判断する。
追加を要求したのだから、
当社にはその分のお金を請求する権利がある。(注E)

おまかせ建設会社とハイセンスデザイナー事務所は、
いつごろからどのような打ち合わせをしていたかは定かではないが、
話し合いをし、図面を作成したことは間違いない。
そこでハイセンスデザイナー事務所とのすりあわせは終えている。(注F)


従って、渡辺氏は
建物が完成するまで待っていればいいだけだったのに、
渡辺氏はハイセンスデザイナー事務所を通して
種々の指示をしてきた。
それは契約書にない「追加工事」とみなされる。
従って、そのお金を支払え。(注G)


変更・追加の内容は
バルコニー手すり、サイクルラック、浴室など約20点に及ぶ。
次々と変更を要求されたので
期限までに建築を終えることができなかった。
おまかせ建設会社には非がない。
変更を指示したのだから、
増加費用を施主Pが支払え。(注H)



<第二回・おまかせ建設会社準備書面に対する反論>

E.最初からハイセンスデザイナー建築事務所のデザインで
 建てることは契約前に了承済だったはず。
 打ち合わせもろくろくせず、
 請負契約時に図面も私に渡さず、
 変更・追加になった詳細を示せと、
 何度も問い合わせたが全て無視した。
 どんな工事が追加にあたるのか
 明らかにしてほしい。

F.いつすりあわせが終わったのであろうか。
 「いつから、どのような打ち合わせをしたのか知らないが」
 と当事者がいうことじたい、信じられない。
 打ち合わせをした日付や内容を示してほしい。
「間違いなく、話し合いをした」
と口頭で言われても、信じることができない。
 しかも、おまかせ建設会社は
 裁判で初めて図面を出してきた。
 裁判の証拠として出してきただけで
 私には、くれていないのはおかしいのではないのか。

G.私だって、完成するまで
 何も心配することなく、待っていたかった。
 どんな建物が建つかわからないし
 問い合わせたことに対しても答えないから
 不安材料しかない状態だから、
 現場に行っていろいろ質問をしたし、
 最初に打ち合わせた内容と違う工事には
 「それは、間違えている」と訴えた。
 それは追加工事ではない。
 
H.デザイナー事務所が何回もコンタクトをとろうとしていたのに
 無視して工事をしたのは、おまかせ建設会社である。
 それに、変更工事で工事が遅れたのではない。

おまかせ建築会社
第一回裁判準備書面に対する私の反論である。

民事裁判は、主に書面でお互いの主張を述べるという形式で進んで行く。

次の裁判に向けて
まず訴えた方(=原告)から準備書面が届くので
それに対して、私(=被告)が
反論を書いた。

初めての準備書面は
おまかせ建設会社が出してきた準備書面の齟齬(そご)を正し
矛盾を明らかにし
真実を白日の下にさらすよう訴えることに終始した。

<第一回裁判・渡辺拓也側・準備書面>

★ 工事の完成:引き渡しと工事品支払いについて

私は、おまかせ建設会社から
本件建物の工事が完了した旨の報告を受けたことがなく
私は工事が完成しているかどうか、知らない。

おまかせ建設会社は、
工事が完了したら、発注者である私に説明をし
私が承認しないと完了とはならないはずである。

おまかせ建設会社は、私に完了の報告をしていないのに
お金だけを払えと主張するのはおかしい。

また以下の3点から、おまかせ建設会社は
まだ工事を完了していないと私は主張する。

1.おまかせ建設会社は工事完成に伴う発注者の検査を合格していない。
2.おまかせ建設会社は工事完成に伴う法定検査を受けていない。
3.おまかせ建設会社は施主に設計図一式を提出していない。

 私は、契約前から
ハイセンスデザイナー建築事務所のデザインで
マンションを建てるということを
建築の条件として明言していた。

そのことはおまかせ建設会社も
承知していた。

おまかせ建設会社が、設計作業を行っていた時期に
ハイセンスデザイナー建築事務所が
再三にわたって面談やメールで、
おまかせ建設会社の担当者に
私の建物に対する希望を
図面、書面、さらには口頭での説明も加えて伝えており
おまかせ建設会社は、
その希望を設計図に盛り込んで作成した。

ハイセンスデザイナー建築事務所に
私の希望する仕様やデザインを伝えた資料は残っている。
その内容を盛り込んだ設計図の一部を私は受け取り
ハイセンスデザイナー建築事務所の設計図には
ちゃんと希望が反映されていたことを確認している。

しかし、デザイナーも私も、最終的な設計図一式を
おまかせ建設会社から受け取っていない。

契約時には設計図一式を
契約当事者と請負者双方がもっておかないといけないはずであるが、
渡されなかったため、
契約時における設計図に示された建物内容を認識していない。
これは、設計業務を受注した
おまかせ建設会社の業務不履行である。

おまかせ建設会社は「工事が完了した」と言っているが
その前に工事監理の結果を書面に記録して
私に出して説明してほしい。

それに
おまかせ建設会社は「工事は完了した」と主張しているが、
その完了日と主張している日以降も工事は続き、
多くの作業員が出入りして作業している事実があるので
完了したといえるはずがない。

おまかせ建設会社が追加工事と言っているのは
契約時にお願いした工事ばかりであるので
「追加工事が発生した」
というのは
「契約時に請け負った工事がまだ終わっていない。」
ということを自ら白状していることになる。

それでもなお、「追加工事をした」というのであれば
その証拠として、どんな工事をしたのか
書面で明らかにせよ。

<第一回裁判・おまかせ建設会社側・準備書面>

おまかせ建設会社としては
追加工事が発生したのでその料金の請求をしたところ、
発注者の渡辺拓也は、当初、
「完成日を大幅に経過しているから、
追加料金を支払えない」
と拒否し、さらに、
「予定している資金よりオーバーしているから
これ以上、追加工事を行えない」
とおまかせ建設会社に連絡してきた。

渡辺氏がお金を払わないので、(注A)
工事中、及び未着手の追加工事に関する契約は
目的を達することなく、
終了したのは当然のことである。

工事中の部分については、
当初の契約に定められた仕様で、
おまかせ建設会社は仕上げ、
未着手の部分については、追加工事を行わなかった。(注B)

契約は終了したが、
出来高に対して未払い分の代金を速やかに支払え。(注C)

物理的に定められた工事を完成させることが
請け負い契約であるので、
おまかせ建設会社は、
施主Pに完成建物詳細な説明を行う必要もないし、
完了検査の行政的手続きも行う必要がない。

追加工事をしていなくても、
完成したと結論づける。なのでお金を払え。(注D)


<第一回・おまかせ建設会社準備書面に対する反論>

A.私は建物が完成したという連絡は一切もらっていないし
 「完成したからお金を払え」とも言われていない。

B.当初の請負契約では、デザイナーを入れたデザインとなっていた。
 勝手におまかせ建設会社は、私のマンションを
 「自社の標準パック」で建てていた。
 そのことを裁判を通して私は知ったが、
 図面が手元にないので
 どこがおかしいか、現段階では論破できない。

C.「出来高に対して、
 未支払い分を払え」と言われても
 出来高の詳細がわからない。
 何も書類をもらっていないので、
 何をどのように建てたかわからない。

D. 完成建物の詳細な説明、
 完了検査の行政的手続きも終わっていないので、
「私のマンションの建築は完成した」とは言えないと考える。
 完成していない建物にお金は払えない。

工事を完成したというのであれば、
その前に工事受注に先立って、
私の依頼を受けて作成した設計図一式を
私に渡す義務があるだろう!

おまかせ建設会社は私に、
工事監理の報告もしていない。
その工事監理の結果を書面に記録して
私に出して説明する必要があるはずだ。
何も書類をもらっていないのに、
完成したといわれる理由がわからない。

おまかせ建設会社から訴えられて、
私からも訴えないと、私の受けている苦痛は
闇に葬り去られてしまうと考えた私は、
言いたいことは数多くあれど、
とにかく、手元にない書類が多すぎるので
「必要書類提出請求」をおまかせ建設会社に対して行うことにした。

おまかせ建設会社から訴えられている裁判の内容は
残金請求&追加金請求なのだが、
お金を要求してくるくせに
いまだに私が設計図などをもらっていないことがおかしいではないか!

それで、双方が被告で原告という形になった。
つまり、2本の裁判を並行して行っている形である。

まずは、おまかせ建設会社が訴えてきた裁判(以下本訴と呼びます)
について述べたいと思う。

民事裁判なので、
裁判前に、向こう(原告)から私(被告)に向けて
準備書面が送られてくる。

民事訴訟は書類で戦う。

おまかせ建設会社が出してきた「準備書面」は
大きな弁護士事務所が担当して作ったものだったが、
内容はいいかげんで
弁護士なら矛盾に気づかないはずはないのに
こちらをなめているとしか思えない書面で
呆れてしまうばかりだった。

準備書面では法律用語、裁判用語が羅列されており
どなたが読んでくださってもわかるように
私は、支障のない程度にわかりやすく
言い換えて書いて行くことにしたいと思う。

素人の私でも「なんじゃこりゃ」と呆れた一例。

裁判なので
原告…おまかせ建設会社
被告…渡辺拓也(私)
と記載しているが、
ところどころ
「原告」と書くべきところを「被告」と書いている部分がある。
一回読み直せば、書き間違いに気づくだろうに。

例えば
「被告は、契約後
デザイナーにより数々の工事変更を要求された」
という記載があった。

被告=私であり、私は工事を担当していない。
正しくは
「原告=おまかせ建設会社が
数々の工事変更を要求された」
と書くべきではないのか。

これはメモではなく
正式な裁判書類なのに。

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