建築会社と戦う男の物語

「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」 を小説に書き換えた、サブブログです。

私は渡辺拓也と申します。
脱サラをし、
不動産投資に取り組みました。

しかし、人生の全てをかけた新築マンションを
建ててくれた建築会社と、現在裁判で係争中。
マンションも手に入れていません。

そんな私の失敗談記録を公開した
「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」
を開始したのが2021年5月でした。

その中味をわかりやすく
ノンフィクション小説として書き換えたのが
このブログです。
こちらのブログもよろしくお願いします★

2023年03月

裁判が始まった当初から
おまかせ建設の代理人である
ムーン弁護士事務所・田中弁護士の
裁判所審理における訴状進行上の対応には
あまりにも見苦しい点が多かった。

裁判長からも再三にわたって指導されているくらいだが、
一向に改善されないまま、今日まで続いてきている。

このような田中弁護士の態度は、
おまかせ建設も知らないのではないかと思うこともある。

相手をしている私にとっては
おまかせ建設会社の差し金で
態度を悪くしてるのかそうでないかは関係ない。

田中弁護士が明らかに不合理、
不適切な対応を繰り返すことに対して
その都度、私が反論もしなければならないなどの事態が生じており、
そのことで、裁判が無駄に長期化しているといえる。

本来民事裁判は
準備書面を用意してきて、
それを相手に提示する静かな裁判であるはずなのだが
田中弁護士の態度の悪さに
私も黙っていられなくなり
思わず口を出し、
向こうも言い返すので、
審議が停滞するということが
長期化につながっている。

民事裁判は静かな裁判ではなかったのか?
こちらも言われっぱなしでは
田中弁護士の発言が記録に残り
主張が通ってしまうかもしれないので
言い返さないといけないのである。

田中弁護士から
時間的、精神的に多大な迷惑を被っている。

裁判長は
異常ではないかとさえ思われる
田中弁護士の訴訟進行に対して
常に冷静に受け止めて、
適切な対応を促すべく配慮してくれている。
私には、大変にありがたいことであるが、
裁判長のそのような注意も一向に功を奏さず
田中弁護士の不適切な対応は
当初から改まることなくずっと続いている。
誠に遺憾である。

建築のことをよく知らない人を弁護士に選んでも
的外れな主張しかしない。
田中弁護士はその典型的な例だ。

しかし、裁判所も
弁護士を尊重するので
建築のことを知らずにガンガン発言しても
弁護士を軽く扱えない。

建築のことをよく知っている一級建築士が
裁判で建築法を挙げながら説明してくれたら
誰もが納得いく話し合いになるはずだけれど
一級建築士は裁判に関わることができない。

この点で、私の裁判は長引いていったのだった。

<おまかせ建設会社の非常識な認識に対しての
私の準備書面>

おまかせ建設会社は、
「( 設計図面などの設計図面などの )書面が
大量であるので添付はされていないものの・・」
と 述べているが、
建築工事の請負契約においては、
設計図などの書面が大量になることは当然のことである。

工事請負契約には、
大量の図面が添付されることは当たり前であるので、
一般的にはそれらの図面などを
契約書面や約款などと一つに綴じることが難しい。

契約書面の中で、
「『契約設計図』は別冊とし、
○年○月○日付の設計図面××枚(図面種類の内訳を明記)とする」
などと記載し、別途添付するのが通例である。

従って、いくら図面が大量であろうとも、
工事請負契約書には
設計図一式を特定して
必ず添付しないといけないのである。
私が請求している書類は
建築主(私)に渡す義務があることを
おまかせ建設会社は再認識してほしい」


<おまかせ建設会社準備書面>

「 請負契約書に添付する図面は 、
 契約締結内容を特定する上で、
 適宜選択されるものであって 、
 契約当事者(私とおまかせ建設会社)が協議して決定するものである 。 

 本件工事請負契約においては 、
 書面が大量であるので
 添付はしていない。
 しかし、契約締結にあたり、
 確認した設計図一式は存在し
 おまかせ建設会社において保有している 」

え?書類が大量だと
建築主に渡さないの?
どんなに大量であっても
書類は建築主に渡さないといけないものでしょう?
そんな説明、通じると思うのですか?

最初から形が存在する「既成品」であっても、
詳しい設計図が必要である。
ましてや、デザインなどゼロから考えられた建築物は
施主の希望や要求が「空間」に莫大なアイデアが盛り込まれており、
それは全て記録されていかねばならない。

そうした図面があるからこそ
建築請負業者はそれら図面に従って
「空間」をきめ細かく丁寧に
「全ての指示された仕様を結合させる」ことを重点において
現実の建物に造り上げていくことができるのだから
図面の存在は非常に重い。

一般に、工事契約には
契約書のほかに契約約款、
設計図面(仕様書含む)と見積書と工程表が
添付されることが必要なのである!

たしかに契約時にきちんと設計図をもらわずに
契約のはんを押してしまった私はうかつだった。
その時は、松本コンサルタントを
心から信用していたし
今日はもらえなくても
近日中にもらえるものと信じて押してしまったのだ。

後悔しても後悔したりないくらいだけど。
でも、本来ならもらえるはずなのだから
私に出してくれと言ったら
どんな書類でも
私の発注した建物の契約書に付随すべきものなら
すぐ渡すべきである!

渡していない理由を
「大量だから渡せない」と言い切る弁護士は
建築のことをよくわかっていない。


しかし、この裁判で見えてきたものがあった。

私はずっと設計図をもらっていなかったが、
設計図は、おまかせ建設会社から訴えられた裁判で
初めて白日の下にさらされた。

裁判のために作ったことが見え見えだったが
おまかせ建設会社から訴えられた裁判の
原告準備書面に設計図が添付されていたので、
私はそれを手にすることができたのだった。

それを手に入れてみて
私が自分に有利な証拠が手に入ったと喜んだ。
契約時の設計図に既に
おまかせ建設会社が
「追加工事」と称して請求してきたものは
全て書き込まれていたのだ。

これは、明らかに
「追加工事は何もなく
契約当初から、私が指定したデザインで
設計図が作られていた」
という証拠になった。
明らかになったので

おまかせ建設会社は、墓穴をほった。
まだ設計図だけだけれども。

このように、いろいろな書類は
おまかせ建設会社とトラブルになっている今
必ず必要なのだ。
私の口頭の訴えだけでは
裁判は通らないのから、
書面として私が全て手にして
それを証拠として
本件裁判で申したてないといけない。

だから、私は今
書類を一式私に渡すように
裁判をすることにした。

こんな裁判、私が全ての書類を手元に持っていれば
起こす必要はなかったのだが。
いつもこの点で私は
自分がしっかり書類を点検していなかったことを後悔する。

さて、設計図に関して
なぜ私に渡さなかったのか
次のようにムーン弁護士事務所の田中弁護士は
準備書面を用意してきた。

<おまかせ建設会社準備書面>

「 請負契約書に添付する図面は 、
契約締結内容を特定する上で、
適宜選択されるものであって 、
契約当事者が協議して決定するものである 。 

本件工事請負契約においては 、
書面が大量であるので添付は
されていないものの 、
契約締結にあたり確認した設計図一式が存在し
おまかせ建設会社において保有している 」

おまかせ建設会社が代理人に選んだムーン法律事務所は
地元でも有名で、何人も弁護士を抱える
大手の法律事務所だ。

私は、おまかせ建設会社と双方で訴えを起こしているので
2件の裁判を抱えているのであるが
どちらも、田中弁護士が担当している。

そこから精鋭部隊の弁護士が派遣されてきたと思ったら
とんでもない弁護士だったので
荒唐無稽な裁判を延々と続けることになってしまった。

ーある日の裁判ー

<おまかせ建設会社の主張>

「工事監理業務を行う者と
 建築工事を施工する者とが同一の場合
(うちの建物は、どちらもおまかせ建設会社です)
 注文主(私)と
 請け負い人(設計・工事監理業務受託者=おまかせ建設会社)との間において、
 設計・工事監理業務に関する委任契約を締結することはない」

「渡辺氏は、
 渡辺氏とおまかせ建設会社との間で
 設計業務に関する委任契約を
 締結していることを前提で主張を行っているが、
 渡辺氏 とおまかせ建設会社との間で締結された契約は 
 建物建築請負契約のみであ る 」

<私の主張>

「私はおまかせ建設会社とで
 建設業法第18条に基づく『工事請負契約』を締結して
 同 法第19条に基づいて
 工事請負契約書を作成し調印している。

 併せて、 本件建物の工事の業務について、
 監理並びに関連する確認申請手続き・行政上の検査手続きの業務について、
 契約を締結して、
 その契約に定めた『設計監理等の業務』を
 おまかせ建設会社とスロービィ事務所が行っている。

 なので、私は、おまかせ建設会社との間で
 『設計監理等の業務契約』を締結していることは
 明白であり、契約の有無について議論の余地はない。」

(エレベーターの工事は関係ないと言われたので)
「私は、本件建物工事
(エレベーター工事を含む)
 の確認申請及び、行政上検査の手続きについて、
 おまかせ建設会社に委託しているが、
 それらの業務の全てを
 おまかせ建設会社が
 おまかせ建築士事務所に再委託して、
 おまかせ建築士事務所が、
 スロービィ建築事務所と成金エレベーター会社に分割して
 再々委託をしているものと思っていた。

 しかし、実際は
 本件建物(エレベーター工事をのぞく)の確認申請及び行政上検査の手続きは
 おまかせ建設会社がスロービィ建築事務所に担当させて実施し、
 エレベーター工事の確認申請及び行政上検査の手続きは、
 おまかせ建設会社が成金エレベーター会社に担当させて実施していた。
 この事実がわかったので
 訴状も内容を訂正する」

・・・こう書くと
なんかむなしい。
難しい言葉の羅列で
中身がない。

どうして私に、私がオーダーした建物の書類をくれないのだろうか?
裁判では
私「ください」
おまかせ「渡せというのは権利濫用」
と言い合いになっているだけなのである。

↑このページのトップヘ