建築会社と戦う男の物語

「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」 を小説に書き換えた、サブブログです。

私は渡辺拓也と申します。
脱サラをし、
不動産投資に取り組みました。

しかし、人生の全てをかけた新築マンションを
建ててくれた建築会社と、現在裁判で係争中。
マンションも手に入れていません。

そんな私の失敗談記録を公開した
「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」
を開始したのが2021年5月でした。

その中味をわかりやすく
ノンフィクション小説として書き換えたのが
このブログです。
こちらのブログもよろしくお願いします★

2024年01月

マンションは欠陥が多数あって
とても建設が完了したとは言いがたいものだった。

鍵を渡してもらっておらず
現場も見せてもらえず
説明も受けていない状態だったので
「施主完了検査を行う」
と書類にて裁判でお知らせをして
施主完了検査をしたら
マンションの状態はひどいものだったわけだ。

完了していない工事や
指示していた仕様になっていない部分が多く見つかり
呆れてしまい、そして悲しくなった。

施主完了検査では
おまかせ建設会社も田中弁護士にも立ち会ってくれるように
連絡済。
なぜなら、私はマンションの鍵をもらってなかったから
立ち会ってもらい
おまかせ建設会社に
鍵を開けてもらう必要があったから。

立ち会ってくれない場合は、
こちらで鍵業者に依頼して開けてもらうと
ちゃんと正式な書類で
裁判の中で伝えてあった。

でも、結局、昨年の施主完了検査の日は
おまかせ建設会社と田中弁護士は来なかったので
私が鍵業者を手配して、扉の鍵を破壊して
簡易の鍵を各扉に取り付けることとなった。

マンションの所有権はまだおまかせ建設会社のため
鍵を付け替えたので、
付け替えた鍵一式を
施主検査終了後、田中弁護士に送った。

そうしなければ
鍵を新しくしたことで
「施主Pにマンションを支配された」
とおまかせ建設会社が主張してくることが
予想されたからである。

次の裁判は
現地確認のため
裁判長、田中弁護士も現地集合となっていた。

裁判長、専門委員(1級建築士)、私、おまかせ建設会社(従業員)と
全員がそろったのに、おまかせ建設会社と田中弁護士は来なかったので
現地確認当日に、
鍵がないということになってしまった。

問い合わせると、鍵一式は
裁判の前日に田中弁護士は
私に送り返したと言ったのである。

前日に送り返しても
翌日の現地確認の時間までに
私の手元に届くはずがないのに。

鍵がなければマンションの未施工部分の確認はできない。

簡易の鍵はすぐ破壊できるものだったので、
おまかせ建設会社の作業員が
工具で扉をあけて現地確認は行われた。

現地立ち合いは
1時間程度、裁判長と専門委員(建築士)が建物を見て回るというもので
私とおまかせ建設会社サイドの人間が
裁判長からの質問があったときに
答えるというだけで
特に話し合いは行われなかった。

「裁判所は、『法の番人』であり、
判決は、『法と証拠』に基づいて
公平・中立な判断が下されるものである」

私は裁判所に強い信頼をよせていた。
この想いは私だけでなく、
日本国民の認識であるとも思っていた。

しかし、裁判所は私が受けている不利益について
なんら考慮してくれていると思えない判決を下した。

私を支援してくださっている人も一様に呆気に取られて、
「とても現実のものであるとは思えない」と口をそろえている。

「法の番人が法を犯すのか」
といいたい気持ちを抑えきれない。

私の本件事件における請求趣旨は、
建物を設計して同時に工事も請け負う、
いわゆる(設計・施工を行う会社)=おまかせ建設会社の
建築基準法・建築士法及び建設業法など
関連法規等を犯している行為を明らかにし
併せて私の権利と家族の将来を守るための闘いでもあった。

ところがこの願いは、見事に裏切られた。

建物を建築する時に、
まず最初に必要なことは、設計であり、
どのようなものをどんな材料を使って、
間取り・外観デザイン・各種設備機器
構造強度・耐久性を
建物を作る上での様々な法律を守って考えないといけない。

予算はどの程度にするかなど、
考えなければならないことは数限りない。

それらのことをうまく考え工夫して
建築主・使う人、近隣地域の人達にとっても好ましい、
良い建築物を作るときに
それらをうまく考えて設計するのが、
建築に関する知識や経験豊富な
建築士の仕事ではないのだろうか?

私のマンションの担当建築士は
おまかせ建設会社の社長でもあり、
おまかせ建設事務所の中山社長である。

そして、熱心に時間をかけて考え抜いた設計が終わったら
次は工事会社がその建築士の指導のもと
設計した建物の工事に適した規模で
信頼のおける高い技術で、
建物完成に向かっていくのが、工事会社の役目だ。

設計者は、面談に立会ったり見積書のチェックをしたりして
間違いなどがあれば素早く見つけるはずだ。

工事中は工事会社の現場監督が
常に作業員への指示をしたり
材料手配をしたり、丁寧な検査をしたりしながら
近隣への影響なども怠らず
工事全般に気を配るものではないのか?

定期的に設計者(中山社長)も
建築主(私)の立場で工事状況を確認したり、
設計図を片手に現場との照合や検査もしてくれたりして、
時には建築主(私)も加わって
設計者・現場監督とで
工事の進みぐあいを確認しながら必要な打合せをするものではないのか?

設計者の建築士は、工事中には「工事監理者」という呼び方になるが、
工事監理者を置くことは法律で建築主の義務として決められている。

それが一切なされなかった。
その結果がこの欠陥だらけのマンションとなっているのだ。

普通の工事現場の本来の風景が展開されていれば
私のマンションがこんなひどい形で建築され
しかも、裁判でそのことを訴えることもなかったはずだ。

私達は、なぜ、
初めて建てた賃貸マンションの工事の裁判で苦労しないといけないのか?

「完成した」とおまかせ建設会社がいうこのマンションの状態を見ても
おまかせ建設会社に非はないというのか?


<住居部チェック> (複)は複数の部屋に見られた欠陥

34. 玄関扉は、扉枠共(ダイノックシート張り)であるが
   現況は塗装しており、使用材料が間違っていた。

35. 入口玄関の上り框(かまち)の取付けが未施工。

36. (複)バルコニーの物干金物取付けが未施工。


37. (複)バルコニーの天井の打ち放しコンクリートが非常に粗悪!

38.(複)バルコニーの天井から電線保護材が飛び出ている。

39. (複)洋室のエアコン取付けがされていない。

40. LDK窓下壁に亀裂
   コンクリートの影響を確認する必要があるだろう。

41. (複)バルコニー床の亀裂が多く補修が必要。

42. バルコニー手摺上部のルーバー(木目調)が未施工。

ルーバーは、遮光、防犯機能と装飾効果をかねそなえた縦型の外装ブラインドのこと。

43. 洋室の窓下の巾木上のクロスに剥離していた。

44. バルコニーコンクリート手すりに異常な亀裂がある。

45.(複)給湯器用コンセントが固定されず、未施行だった。

46.(複)壁のタイル、特に窓付近の浮きが多い

各部屋、どこかが浮いている。
見た目の問題だけでなく、非常に危険。

47.(複)玄関扉の養生シートが付着しており、
  はがそうとしても、はがれず、ボロボロ

中途半端に養生シートが剥がれており
付着したままになっているので、
扉全面を補修しないといけない状態である。
ドアの状態はショックだった。
それぞれの借主さまの玄関の扉だから、
ピカピカに磨きたい気持ちなのに。

48.(複)バルコニー窓下サッシまでの立ち上がり寸法が
  短く、防水対策の施工状況を確認しないといけない。

49. ベランダの壁に穴が開いている

50.(複)壁バルコニーの物干し金物取り付けが未施工だった。

51.(複)壁にヒビが入っている

壁紙にヒビが入っているのではない。
コンクリートの壁にヒビが入っている。
レンジフード上部に大きい透き間がある

53. 外壁コンクリート打設後に、鉄筋を切断して
  換気扇用の貫通穴を開けている

鉄筋を切断しているので
構造強度上の問題がないか、確認しないといけない。

54. 外階段に防護柵が取り付けられていない!

外階段に防護柵がなかったら
危険である。
安全面の配慮を忘れるなんて、呆れた。

チェックしたのは以上である。

屋上の施行不備はまだあった。

27. 屋上の廊下屋根側は水下側なのに
  排水溝が設けられていない。

28. 外壁最上部のパラペットに接する部分に
  役物タイル(L型)を使用していないので、
  雨水が入るため、
  将来、タイル剥離等の問題が生じやすく、不適当である。

29. 廊下屋根部分のパラペット立上り部分の
  タイルに亀裂が発生している。

30. エレベーター屋根部分の壁に
  (自動火災報知機点検のための扉)
  庇が設けられていない。
  庇がないと雨水が内部に入りやすく
  自動火災報知機への悪影響が懸念される。

31. 屋上に上がるための(タラップステンレス製)が未施工だった。

32. 壁のタイルの中に雨が侵入し、
   内側からタイルが割れていた。  


昨今の異常気象に耐えうるように
防水加工や、雨水が入り込まないように
いろいろ設計の段階で申し入れた仕様が
ことごとく無視されていた。

こういうことは、施主が図面を持って
ちゃんとできているかどうか見せてもらわないと
分からない部分だった。
 
屋上に上がってみると、周りの景色がよく見え
この周りのご近所さまに
私のマンションの建築でご迷惑をおかけしたことを
申し訳なく思った。

そして、
マンションが当初の計画通り建てられて
引き渡しが行われていたら
ここからの眺めは最高だったろうにと、
悔しく思ったのだった。

20. エレベーター前に設置予定の
   風除けスクリーンが未施工である。

21.天井の打ち放しコンクリートが非常に粗悪である。
 修繕必要。

22.外部階段の排水溝とささらの塗膜防水がされていない。

23.部屋の前につけないといけない
  室名札がない!
  これじゃドアポストに手紙や連絡も入れることができない。
  何号室なのか、外から見ただけではわからないのだ。

もう開いた口がふさがらなくて。
検査に立ち会ってくれた1級建築士も
最初は「ここがダメですね」
と言ってくれていたのが
あまりにも数が多いから
表情が曇っていき
口数が減っていった・・・・・

そして屋上に上がる。

24.  現況は塗膜防水になっており使用材料が間違っている。
   外断熱工法は未施工である。
   屋上及びバルコニー屋根の防水材料は
   設計図では(アスファルト露出防水砂付きルーフ、外断熱工法)である。

屋上及びバルコニー屋根の防水材料は
「アスファルト防水」を発注していた。
ところが、
現況は「ウレタン塗膜防水」になっており
仕様が勝手にグレードダウンしていた!

・アスファルト防水  13~22年
・ウレタン塗膜防水   10年

ここは雨漏りしてはいけないので
長く防水できるものを発注していたのである。
値段もかなり違う。
どうなっているのか。


25. エレベーター屋根のパラペット天端
  の防水材料は(ウレタン塗膜防水A)だが    ↓
  現況は膜厚さが極めて薄く(0.1~0.5mm)
  一般的仕様(3.0mm)に満たない


26. 廊下及び階段屋根の防水材料は
   (ウレタン塗膜防水B・C)だが
   ↓
  現況は膜厚さが極めて薄く(0.1~0.5mm)
  一般的仕様(3.0mm)に満たない。

パラペット天端・廊下及び階段屋根・エレベーター屋根は
ウレタン塗装防水となっていたものの
ウレタン塗膜防水の厚みが薄くて驚いた。

ウレタン塗膜防水は、A・B・Cを使い分けていますが
実際に貼られていたものを切り取って確認したら
注文していたもの(参考画像一番上)の
30分の1ぐらいしか厚みがなかった。
普通の紙みたいな厚さ。

そんなので防水できるはずもないのに。
しっかり塗装していても
経年劣化は否めなくてメンテナンスは必要なものであるが
新築でこの状態だなんて・・・・

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