マンションは欠陥が多数あって
とても建設が完了したとは言いがたいものだった。

鍵を渡してもらっておらず
現場も見せてもらえず
説明も受けていない状態だったので
「施主完了検査を行う」
と書類にて裁判でお知らせをして
施主完了検査をしたら
マンションの状態はひどいものだったわけだ。

完了していない工事や
指示していた仕様になっていない部分が多く見つかり
呆れてしまい、そして悲しくなった。

施主完了検査では
おまかせ建設会社も田中弁護士にも立ち会ってくれるように
連絡済。
なぜなら、私はマンションの鍵をもらってなかったから
立ち会ってもらい
おまかせ建設会社に
鍵を開けてもらう必要があったから。

立ち会ってくれない場合は、
こちらで鍵業者に依頼して開けてもらうと
ちゃんと正式な書類で
裁判の中で伝えてあった。

でも、結局、昨年の施主完了検査の日は
おまかせ建設会社と田中弁護士は来なかったので
私が鍵業者を手配して、扉の鍵を破壊して
簡易の鍵を各扉に取り付けることとなった。

マンションの所有権はまだおまかせ建設会社のため
鍵を付け替えたので、
付け替えた鍵一式を
施主検査終了後、田中弁護士に送った。

そうしなければ
鍵を新しくしたことで
「施主Pにマンションを支配された」
とおまかせ建設会社が主張してくることが
予想されたからである。

次の裁判は
現地確認のため
裁判長、田中弁護士も現地集合となっていた。

裁判長、専門委員(1級建築士)、私、おまかせ建設会社(従業員)と
全員がそろったのに、おまかせ建設会社と田中弁護士は来なかったので
現地確認当日に、
鍵がないということになってしまった。

問い合わせると、鍵一式は
裁判の前日に田中弁護士は
私に送り返したと言ったのである。

前日に送り返しても
翌日の現地確認の時間までに
私の手元に届くはずがないのに。

鍵がなければマンションの未施工部分の確認はできない。

簡易の鍵はすぐ破壊できるものだったので、
おまかせ建設会社の作業員が
工具で扉をあけて現地確認は行われた。

現地立ち合いは
1時間程度、裁判長と専門委員(建築士)が建物を見て回るというもので
私とおまかせ建設会社サイドの人間が
裁判長からの質問があったときに
答えるというだけで
特に話し合いは行われなかった。