建築会社と戦う男の物語

「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」 を小説に書き換えた、サブブログです。

私は渡辺拓也と申します。
脱サラをし、
不動産投資に取り組みました。

しかし、人生の全てをかけた新築マンションを
建ててくれた建築会社と、現在裁判で係争中。
マンションも手に入れていません。

そんな私の失敗談記録を公開した
「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」
を開始したのが2021年5月でした。

その中味をわかりやすく
ノンフィクション小説として書き換えたのが
このブログです。
こちらのブログもよろしくお願いします★

カテゴリ: 私が建てている賃貸マンション

20. エレベーター前に設置予定の
   風除けスクリーンが未施工である。

21.天井の打ち放しコンクリートが非常に粗悪である。
 修繕必要。

22.外部階段の排水溝とささらの塗膜防水がされていない。

23.部屋の前につけないといけない
  室名札がない!
  これじゃドアポストに手紙や連絡も入れることができない。
  何号室なのか、外から見ただけではわからないのだ。

もう開いた口がふさがらなくて。
検査に立ち会ってくれた1級建築士も
最初は「ここがダメですね」
と言ってくれていたのが
あまりにも数が多いから
表情が曇っていき
口数が減っていった・・・・・

そして屋上に上がる。

24.  現況は塗膜防水になっており使用材料が間違っている。
   外断熱工法は未施工である。
   屋上及びバルコニー屋根の防水材料は
   設計図では(アスファルト露出防水砂付きルーフ、外断熱工法)である。

屋上及びバルコニー屋根の防水材料は
「アスファルト防水」を発注していた。
ところが、
現況は「ウレタン塗膜防水」になっており
仕様が勝手にグレードダウンしていた!

・アスファルト防水  13~22年
・ウレタン塗膜防水   10年

ここは雨漏りしてはいけないので
長く防水できるものを発注していたのである。
値段もかなり違う。
どうなっているのか。


25. エレベーター屋根のパラペット天端
  の防水材料は(ウレタン塗膜防水A)だが    ↓
  現況は膜厚さが極めて薄く(0.1~0.5mm)
  一般的仕様(3.0mm)に満たない


26. 廊下及び階段屋根の防水材料は
   (ウレタン塗膜防水B・C)だが
   ↓
  現況は膜厚さが極めて薄く(0.1~0.5mm)
  一般的仕様(3.0mm)に満たない。

パラペット天端・廊下及び階段屋根・エレベーター屋根は
ウレタン塗装防水となっていたものの
ウレタン塗膜防水の厚みが薄くて驚いた。

ウレタン塗膜防水は、A・B・Cを使い分けていますが
実際に貼られていたものを切り取って確認したら
注文していたもの(参考画像一番上)の
30分の1ぐらいしか厚みがなかった。
普通の紙みたいな厚さ。

そんなので防水できるはずもないのに。
しっかり塗装していても
経年劣化は否めなくてメンテナンスは必要なものであるが
新築でこの状態だなんて・・・・

次に建物中の共用部分のチェックに入る。

★1階について
13. 防火扉の扉裏の塗装がされていなかった。
  扉の表は塗装されていたので
  何気なく扉を開けたら、裏は塗装されていなかった。
  表だけ濡れば、ばれないと思ったのだろうか?


14. 階段下の(鏡貼り・ブラケット照明)が未施工だった。

15. エントランスの(折り上げ天井)が未施工だった。

折り上げ天井とは、
天井の中央部分を周囲より一段高くとった天井のことで、
構造部位としての梁を露出し、
天井を高く仕上げている天井を指すこともある。
スタイリッシュな空間になることをねらって
天井のデザインにこだわったのに、
陳腐な天井になっていた。

16.(受付カウンター・掲示板・消火器収納BOX)
  が未施工で、存在していなかった。

17. 外部階段排水溝とささらの(塗膜防水)がなされていない。

18. エントランスホール床のタイルの一部に浮きが見られた。

★2階~5階廊下全て

19. 廊下床に防滑性ビニール床シート)が施工されていない。

防滑性ビニール床シートを敷くことにしたのは、
廊下は滑らないようにしたいし、
見た目も美しいからだ。
そのために
ビニールシートを敷く仕様にしてほしいと注文した。

それが、1階~5階の廊下、全てに敷かれていなかった!

なぜこんな未完成な状態で
おまかせ建設会社は「マンション工事は完了した」
とヌケヌケというのか
神経を疑うし
その理不尽さに強い怒りを覚えた。

6. アプローチ(階段共)の床タイルの浮きが激しい。
  玄関は、マンションの顔。
  なのに、床のタイルが浮いている。
  これじゃ、人が歩くだけで、タイルが破損するかもしれない。

いったいどんな工事をしたらこうなるんだろう?
と呆れてしまう。

7. ゴミ置き場のてすり壁の高さは110cmないといけないのに、
  現況は、40cmしかない。
  そのうえ、
  ゴミ置き場の(表示看板)が設置されていない。

高さが半分以下なんて、図面の指示はどうなっているのだ?


8. 駐車場前の電柱が移設されていなかった。
  これでは、駐車時に支障がある。

9. 外構を見て、唖然とする。
  緑地Aには、低木(ツツジ39株)を植えて
  街灯(2ヶ所)を設置するようになっているが、
  低木・街灯共に未施工だった。

10. 緑地Bには、アベリア13株を植えることになっているが
  植えられていない。

アベリアは高温多湿の日本の夏でも元気に育ってくれ
小さな白やピンクの花をさかせ、
とても甘いいい匂いのする花である。

開花期が長く、放置しておいても元気に育つので
公園の生け垣や街路樹としても重宝される花なので、
この花を選んで指定したのである。
それなのに・・・・・

11. 緑地Cは、芝生を貼ることになっていて
  隣地との境界部分にフェンスを設けることになっているが
  芝生もフェンスもない。

12. 緑地Dは、駐車場と同じ高さで
  芝生を貼ることになっているが
  現況は駐車場よりも約70cm高くなっており、
  芝生貼りは未施工となっていた。


外構工事に至っては、
はほとんど未着手という感じだった。
これは、建築後時間がたったから枯れてしまったとか
傷んでしまったというレベルではない。
施行、植え付けされた痕跡がないのであった。

解錠して、中に入る。
何年ぶりだろう。
感慨にふける間もなく
チェックに入った。

<共用部チェック>
1.(館銘板)(定礎板、ステンレス製)が未施工だった。

2. 全ての階の天井の打ち放しコンクリートが
  非常に粗悪であり、補修を要する状態だった。

建ってから少し時間は経っているが
こんなに劣化することはありえない。
あと、乾燥剤の袋?が天井に埋もれていたり、
木くずや釘先が突出していたりする所が至る所に見つかった。

3. 外壁は、壁の多数の部分でタイルが浮いている。
  打診検査をしたら、タイルの中が空洞になってる事が発覚。
  空洞があるとタイルが剥離しやすく、
  欠落事故につながる。
  剥離時に下に人がいると考えると、恐ろしくて身震いした。
 
4. 玄関アプローチの壁に亀裂がある。
  ここから中に入るのに
  土台の側面に亀裂が。
  しかも、床と側面の壁の間に水が侵入して出てきていた。

5.  玄関部分に庇(ひさし)がない。
  出入りするとき、
  日光からも雨からも守ることができるように
  庇(ひさし)をつけるようになっていたはずだ。
  それがない!つけ忘れることがありえるのだろうか。
  強化ガラスもない。

  郵便受けが雨ざらしになっていた。
  郵便受け口には小さな庇をつける仕様だったはずだ。
  これじゃ配達されたものが濡れるじゃないかと怒りに震えた。

  そして、アプローチ階段左に手すりをつける設計図になっているのに
  階段の手すりがなかった。


いつまでたっても裁判が進まないのは、
私の建物の実態を裁判所側にわかってもらえないからなので
私は、この施主検査決行することにした。

もちろん、検査決行に持ち込むまでに
手続きは念入りに行ったことはいうまでもない。

まず、おまかせ建設会社に対して
正式な書類で、決行することを伝えた。

「私が『施主完成検査』を行う上ためには、
 さまざまな書類が必要であるが、
 おまかせ建設会社が
 これらの書類提出に応じない場合は
 検査が十分できない可能性がある。

 それでも、可能な範囲内で検査を行わざるを得ない。
 何より、検査のためには建物の鍵の提供が必須である。
 しかし、おまかせ建設会社が
 鍵の提供を行わないときは、
 施主の責任において
 施錠されている部分を専門業者に依頼して解錠する。
 そして、検査をする。

 本件建物は、引き渡しが完了していないので、
 現在の所有権はおまかせ建設会社にある。
 このような処置をとることは避けたかったので
 今まで待ってきたが、
 やむをえないところまできているので
 鍵の提供がない場合は
 この書面において、こちらで解錠して検査をすることを
 おまかせ建設会社に通知する」

私は、この書面において
鍵を渡してくれるように宣告したにも関わらず、
おまかせ建設会社は鍵を渡してくれなかったので
マンションが私の注文通りに建てられているのか検査するため
専門業者に依頼して
私の責任で解錠して中に入ったのだった。

おまかせ建設会社は今回の検査にあたり、
施工者から「工事契約図面であるとして提示された図面」
(A3判、表紙を含めて57枚)
を提示してきたので、それと
追加変更工事一覧表(3枚)をもって
可能な範囲において工事状況を確認することになった。

↑このページのトップヘ