上棟日は、3月21日に予定されていた。
当初予定より3ヶ月は遅れ、
完成予定日すら過ぎているが、
それでも初めての儀式なので
ちょっとどきどきしていた。
当初予定より3ヶ月は遅れ、
完成予定日すら過ぎているが、
それでも初めての儀式なので
ちょっとどきどきしていた。
建築における三大儀式と呼ばれる地鎮祭、上棟式、竣工式のうち
木造建築の一戸建てとは違い、
マンションの場合は、上棟式、竣工式より
地鎮祭を行う業者が多いと聞いていたが
うちの場合は、地鎮祭は行わなかったので
少なからず、上棟式には期待をしていたのである。
初めのマンション建築の実感を味わえるものだと思っていた。
しかも
木造建築の一戸建てとは違い、
マンションの場合は、上棟式、竣工式より
地鎮祭を行う業者が多いと聞いていたが
うちの場合は、地鎮祭は行わなかったので
少なからず、上棟式には期待をしていたのである。
初めのマンション建築の実感を味わえるものだと思っていた。
けれども実態は、上棟日と聞いていたのに、
上棟式は行わず、
上棟式は行わず、
最上階のコンクリートを施工しただけで
肩透かしをくらった。
肩透かしをくらった。
しかも
現場確認の後に
おまかせ建築会社から
「上棟時分の7500万円を支払ってください」
と請求されたので
と請求されたので
その足で、地域センター信用金庫ベシニティ支店におもむき
振り込みで支払った。
この時に打合せが行われ、おまかせ建築会社から
今後の工程表をもらった。
出席した人
発注者:渡辺拓也・妻、絵理菜
請負者:おまかせ建設会社営業部部長 安田武雄
建設部部長
建設部課長
同席者:松本貴之コンサルタント
それまでの工事の大幅な遅れについて説明を求めたが
理由の明確な回答はなく、
「急いで進めます。」という返事のみで終わった。
そのまま完成予定の3月下旬が過ぎた。
私はあせるしかなかった。
入居者募集は中断したが
それより、いったいマンションはいつ建ち上がるのか
詳しい説明もないのだから
不安でたまらない。
自分で工事の進行状況を確認するしかなかった。
4月末にはコンクリートの躯体ができていて
1階から3階あたりまでの内部工事が行われていた。
しかし、大工さんに聞いても
現場監督(おまかせ建築会社)に聞いても
完成がいつになるのか明確な返事をもらえず
全く予想もできない状態が続いた。
再三にわたる催促で、
やっと工程表がメールされてきたが
やっと工程表がメールされてきたが
「工事完成予定は6月10日」とかいてあって
愕然とした。
「どうしてこんなに大幅に遅れているのか」
と松本さんやおまかせ建設会社に抗議したが
何を言っても、のらりくらりした対応で
私は途方に暮れるしかなかった。