第2 本件建物の完成及び引き渡し
1 本件建物の完成
通常、建築工事が予定された最後の行程まで一応終了したことで
建築工事の対象となる建物は完成したものと判断されるものである。
おまかせ建設会社は、2019年8月、
総合確認検査機構に対して、
本件建物の完了検査を受けた。
その際、消防検査、エントランス、階段、手すりは
未完成のところがあると指摘を受けた。
しかしおまかせ建設会社は、
そのあと、消防検査については、動画によって届け出をし
消防用設備については完了検査を受けた。
防火扉についても示された通り取り付け、
アプローチも手すりも、そのあと施工を行った。
なお、総合確認検査機構による指摘事項の施工状況については、
本件訴訟手続において、
繰り返し実施の有無について確認され、
前回記述においては、渡辺氏は
客観的な根拠もないのに、自己判断で
「消防検査は受けているはずがない」
と主張したが、
総合確認検査による指摘事項に関する施工状況は、
上記の通りきちんと行われている。
本件建物は、きちんと図面通りに施行されている。
(どの口でそういうことをいうのか?
施主完了検査で、床が張られていない、部屋番号札がないなど
多数の欠陥を私は確認し、写真に収めているのに!
現場の欠陥が目視できるのに
「きちんと行われている」と書く神経を疑う)
現場の欠陥が目視できるのに
「きちんと行われている」と書く神経を疑う)
以上のとおり、
本件建物の建築工事において
予定された最後の工程まで終了した事は明白であり、
本件建物は完成していると言える。
なお本件建物の検査済証を受けるためには、
エントランスの工事及び
エレベーター前風よけスクリーン設置工事が不実施だったため
たったそれだけの軽微な変更の届け出を行う必要があるが、
渡辺氏がこれに協力しないために
現在においてもその届け出は行われておらず、
スローピィ建築事務所が渡辺氏の代理で行っていた
完了検査申請手続きを渡辺氏が取り下げたことで、
完了検査済証を受けることができなくなった。
渡辺氏の意志で完了検査済証を受けることができなかったので、
おまかせ建設会社の責任ではない。
2 本件建物の引き渡し
おまかせ建設会社は、
2019年総合確認検査機構から指摘されたものを全て直し
工事を完了し、施主の完了立ち会いを受けた。
(ええええええええ。
いつおまかせ建設会社が建物を見せてくれたのだ?
田中弁護士は、夢物語を書いているのか?)
渡辺氏は、本件建物の確認を行い、
おまかせ建設会社に対して、
「梁の位置がずれている」などの指摘を行い、
建築確認書及び本件建物の図面等の交付を求めた上で、
本件建物おまかせ建設会社に売り渡すと主張を行った。
(おまかせ建設会社の担当者が「梁の位置を間違えていた」
と、私の代理人のハイセンスデザイナー事務所に対して報告したから
マンションに安全面で重大な欠陥があることに気づいたのである。
マンションに安全面で重大な欠陥があることに気づいたのである。
「修繕してほしい」と社長と話し合いをした。
すると「気に入らないんなら、マンションは
おまかせ建設会社が買い取る」
と社長が自分から言ったのに?)
しかし、「売り渡す」と言い出したときには
すでに本件建物の引き渡しが完了していた。
渡辺氏は、2021年、本件建物に仮囲いを勝手に設置し、
建物を支配した。
本件建物のすべての扉の既設鍵シリンダーを抜き取り、
新たに設置した錠前によりすべての扉を施錠したことからも
マンションはお金も払っていないのに
渡辺氏の支配下においていることは明らかである。
今までの裁判で訴えてきたことを
全く無視して
堂々と嘘八百の内容を裁判の書類に書くとは!