建築会社と戦う男の物語

「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」 を小説に書き換えた、サブブログです。

私は渡辺拓也と申します。
脱サラをし、
不動産投資に取り組みました。

しかし、人生の全てをかけた新築マンションを
建ててくれた建築会社と、現在裁判で係争中。
マンションも手に入れていません。

そんな私の失敗談記録を公開した
「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」
を開始したのが2021年5月でした。

その中味をわかりやすく
ノンフィクション小説として書き換えたのが
このブログです。
こちらのブログもよろしくお願いします★

カテゴリ: 私が裁判所に提出した書類

4)1)~3)の事項を踏まえつつ、
  工事の完成についての考え方を示すこと。

<私の認識>

おまかせ建設会社は、
「本件建物が予定された最後の工程まで一応終了したことをもって
建築工事の対象となる建物は完成したものと判断される」
と主張している。

しかし、本件工事は、
私とおまかせ建設会社との間における工事請負契約に基づいているので、
この本件請負契約に定めた内容は、民法よりも優先するので、
本件請負契約における工事完成の条件は、
契約約款及び設計書などの契約図書に基づくことは言うまでもない。

したがって、おまかせ建設会社が本件建物の工事を完了すべき条件は、
請負契約書及び契約約款並びに契約図面などに基づいて確実に実施して、
建築主である私に対して報告して了承を得ることが
おまかせ建設会社の工事請負契約上の基本的な義務となる。
一方的に、
「予定された最後の工程まで一応終了したことをもって完成したものと判断される」
と言い切って素知らぬ顔をするのは、契約違反である。

おまかせ建設会社が本件建物の工事を完了すべき条件については、
私が既に準備書面によって詳しく主張しているとおりである。

以上の如く
私が主張している条件を履行することが
本件工事請負契約に基づくおまかせ建設会社の義務である。
義務を果たさないおまかせ建設会社は、本件工事を完了したと主張できない。

4)の指示は裁判長の指示であるが、
裁判長は
本件工事請負契約に基づいた工事完成についての
おまかせ建設会社の考え方を明らかにすることを求めている。

しかしながら、おまかせ建設会社はこの指示にも未だ応じていない。
私は、おまかせ建設会社に対して、
本件事件の準備手続き
及びそれ以前における裁判長のご指示に誠実の対応することを強く求める。

3.おまかせ建設会社の本件事件の審理における不誠実な対応

私は、裁判とは、
おまかせ建設会社の請求趣旨に関して、
当事者双方がその裏付けとなる事実認識や証拠を主張し合い、
相手方の主張に対する考えや疑問を述べて、
同意できる点を明らかにし
認識の異なる点があればその違いを明確にし、
その上で裁判長の判断を基づいて
真理を明らかにした判決に至るものであると考える。

しかしながら、本件事件におけるおまかせ建設会社の対応は、
誠意あるものとは言うことができない。
提訴前に行うべき事実確認や経過及び証拠の精査等、
最低限おまかせ建設会社がしないといけない準備が
極めて不十分なままで放置されている。

したがって、私は、本件事件の審理の中で、
おまかせ建設会社主張の不明確な点や証拠等に関する疑問について、
再三にわたって主張し、求釈明も行ってきた。

これに対するおまかせ建設会社の対応は、
私の具体的指摘や疑問について何ら回答を出さず
全く応じることなく、
同じ内容の主張を再三にわたって繰り返すのみで、
提示する証拠についても
事実と異なることが明らかな資料を示すことも多い。

このようなおまかせ建設会社の対応は、
自らが形勢不利なため、
審理を先延ばししようという意図があるとさえ私は感じている。

第3.裁判長への申し出

裁判長におかれては、
上記のような不合理な対応を繰り返している
おまかせ建設会社の悪しき姿勢を直視されて、
おまかせ建設会社の審理に対する誠意ある対応を求めるべく
適切なる訴訟指揮に、特段のご配慮をいただきたきたい。


<補足説明>
消防検査に関して、
以前に私が行った建物の検査記録には
消防検査の事に触れている。
裁判所からおまかせ建設会社側に
私の主張への反論の有無の宿題がでていた。

検査記録には、各種届け出書面が全く出ていなかったと書いたが
おまかせ建設会社側から、
こちらが指摘した各種届出書面が証拠としてでてきた。

それで、私も驚いて、消防署へ再度事実確認を取って
どんなことがあったのか
時系列で知ることができたのである。

●おまかせ建設会社への反論● その2

3)消防検査の状況を確認してその内容を示すこと

<私の認識>
 
裁判長からの要請に対して、
おまかせ建設会社は、
消防署の完了検査に合格した証拠資料(写し)を提出した。

それによると
令和元年6月に消防検査が行われて
同日付けで「検査済証」が発行されたことになっていた。

しかし、私は、これら消防署手続きには、
いくつかの疑問があるため、
建築地消防署に赴いて
本件建物の担当者に確認した結果、
以下のことが明らかになった。

①令和元年6月に消防署が完了検査を行ったが、
 事前に提出すべき書類に不備があっため、
 完了検査手続きが終了せず
 検査合格を証する「検査済証」は発行されなかった。

 所轄消防署担当者は、
 おまかせ建設会社に対して
 書類を早期に処理するように指示をした。

②令和2年7月、消防署は、
 工事会社から何の連絡もないので、
 おまかせ建設会社A氏に連絡したが
 同氏はわからないと答えて、
 工事主である私(被告)に電話連絡があった。

「建物の使用開始時期が未定である。」
 とのことであったので、
「使用を開始したら連絡をください。
 それまでは検査済証を渡すことができません」と伝えた。

③令和2年8月に消防署が現地確認したところ、
 各住戸の郵便受けに
 ポスティングされた広告ちらしなどがたまっており、
 駐車場付近に工事材料・工事道具・廃材などが
 散乱していて建物は使用されていなかった。

④令和2年11月に再び消防署が現地に赴いて検査した結果、
 消防用設備の工事は異常なかった。
 建物の使用開始日は未定であったが、
 検査済証は令和元年6月の日付に遡って発行することとした。

 以上が、建築地消防署で確認できた
 本件建物の消防検査に関する正確な経緯である。

なお、令和3年に私は、
おまかせ建設会社が、
法で認められている「発注者の完了検査」をさせてくれないので
自ら、法廷検査を行うことを宣言した上で
完了検査を行った際に井上一級建築士に検査を依頼した。

井上建築士が、建築士消防署に問い合わせた結果、
確認申請が出されて以後
「着工届け・設置届け・防火対象物使用開始届出書」
などの書類がいずれも提出されていないので
完了検査も行っていない。」
という趣旨の説明を受けた。

したがって、{工事完了(建築主)検査}には
「完了検査などの手続きが未了である。」旨の記載がなされていた。

ところが、その後、
井上建築士が令和4年3月に消防署に再確認したところ、
この時、令和3年10月に消防署担当者が確認した保管ファイルの物件名は
{(仮称)メゾン・白鳥マンション}であったが、
確認申請より後におまかせ建設会社の担当者が
消防署に届け出た書類の物件名がは
{メゾネット・白さぎマンション}になっており、
消防署では本件建物のファイルが
二つに分かれて保管されていた。

したがって、消防署担当者が
「一つ目ファイルのみを見て説明していた。」
ということで間違えた情報を入手してしまっていたことが確認できた。

以上の経過により、おまかせ建設会社が行った
本件建物の消防検査に関する手続きには問題があり、
おまかせ建設会社が主張する
「令和元年に完了検査における指摘事項を含めて全ての工事を完了した」
という主張は成り立たない。
その理由は次のとおりである。

ア 消防署が(検査済証)を正式に発行しておまかせ建設会社に渡したのは、
 令和2年11月以後であり、
 その時に消防署で(検査済証)の発行日付を令和元年6月に遡って記載した。

イ おまかせ建設会社が消防署の完了検査手続きに必要な手続きを終えたのは、
 令和2年11月であり、
 このことはおまかせ建設会社が消防署に提出した
「防火対象物使用開始届出書」の消防署の受付印の日付によって明らかである。

ハ (検査済証)に記載されている消防署検査の実施日は、
 令和元年6月となっている。
 
 したがって、おまかせ建設会社が
「おまかせ建設会社は、令和元年6月、
 完了検査における指摘事項を含めて全ての工事を完了し渡辺氏に工事完了を報告した」
 という主張は成り立たず、
 おまかせ建設会社の主張は虚偽であることが明白なのである。

●おまかせ建設会社の準備書面に対する私の反論●

1.おまかせ建設会社の再三にわたる不誠実な主張

おまかせ建築会社は、
本件事件における審理の中において、
事実に基づいた証拠を示すべきであるが、
これまでのおまかせ建設会社の対応は、
誠に不誠実極まりないものである。

私は、これまでも準備書面において、
おまかせ建設会社が明確にすべき事項を整理して、
おまかせ建設会社の誠実な対応を促してきた。

しかしながら、
おまかせ建設会社は、毎回、支離滅裂で不明確である。
不合理な対応を繰り返すのみである。

事実とちがう提示をするのではなく、
まずは、私が準備書面で求めている
次の事項に対する認否、あるいは明確な主張・証拠等の提示を行っていただきたい。

私は以下の8点の主張を準備書面で行っている。

ア 追加変更工事費について、考えを明確に示せ。
イ 工事完了について、考えを明確に示せ。
ウ 引渡しについて、考えを明確に示せ。
エ 引渡しの提供について、考えを明確に示せ。
オ 仮囲い及び管理者看板について、考えを明確に示せ。
カ (工事完了{建築主}検査)について、考えを明確に示せ。
キ 本件建物の売却について、考えを明確に示せ。
ク 原告書証の疑問について、考えを明確に示せ。


私はおまかせ建設会社に対して、
私の準備書面に対する明確な主張・証拠等の提示を求める。

2.裁判長の指示に従わない原告の不誠実な対応

おまかせ建設会社は、
本件事件における弁論準備手続きの中で、
裁判長から要請された(主張の補充や証拠等の提出)に対して、
本件事件の審理が始まった頃から、ほとんど応じていない。

1)建築確認の際の図面が確認できる資料を
  書証として提出すること

<私の認識>
 
確認申請書は、多くの図面や構造計算書を添付した申請書面を
(部分的に落丁しないために)
一冊に綴じられているものであるので
(または、図面や構造計算書が別冊となっている場合もある。)
確認申請書の図面のみを提示されても
確認申請された建物全体を把握することは不可能である。

また、確認申請書は膨大な資料が綴じられているものであるため、
これをコピーすることも極めて難しい。

したがって、おまかせ建設会社は、
確認検査機関が交付した確認申請書副本そのもの
(スローピィ建築事務所が
確認検査機関に提出した確認申請書製本と全く同じもの)を提示して、
裁判長(裁判所指定の専門委員である一級建築士を含む)
及び私(私が指定する一級建築士を含む)が
内容を確認する機会を設けることが不可欠である。

2)引渡し又は引渡しの提供に関する
  主張事実をより具体化すること

<私の認識>

おまかせ建設会社は、本件建物を引渡したこと、
あるいは引渡しの提供の事実について、
私から再三明確な説明を求めても、それに応えていないが
今回の裁判長のご指示に対しても、全く応じていない。

<おまかせ建設会社の明らかな虚偽主張>

おまかせ建設会社の引渡しに関しての主張は、
いずれも虚偽であり、
おまかせ建設会社のこれまでの主張及び
私が提示した証拠と大きく矛盾している。

ア 「おまかせ建設会社は、(中略)令和1年全ての工事を完了し、
  渡辺氏の完了立会いを受けた」

私が完了立会いを行った事実は存在しない。

イ 「渡辺氏は完了立会いの後、
 本件建物の確認を行い、
 おまかせ建設会社に対して、梁の位置がずれ等の指摘を行った。」

(虚偽である証拠)

なぜ私が梁のずれを知ったかというと、
おまかせ建設会社の担当者が
「梁の位置を間違えていた」と
私の代理人のハイセンスデザイナー事務所に対して報告したからである。

私が本件建物を自分で確認して
指摘したわけではない。

その事実をおまかせ建設会社の中山専務が
書面にて私に発送してきたので、証拠も残っている。

ウ 「渡辺氏からおまかせ建設会社に対して
  本件建物を売却することを提案している・・・」

(虚偽である証拠)

「おまかせ建設会社が本件建物を買い取る」と提案したのは、
私ではない。
令和1年5月の中山社長と私の協議の場で
おまかせ建設会社の代表取締役中山氏が行ったものであり、
さらに、おまかせ建設会社は
その後、私宛ての書面でも私に対して
「本件建物を売却する」ことを勧めている。

工事契約の約款においては、
施工者が工事監理者に報告したり、
提出すべきものあるいは承認を得るという項目が多く定められているが、
これらの全ては、
(工事監理者は建築主の代理人である。)
という重要な役割があるからである。

本件建物の建築主である私とおまかせ建設会社との間では、
工事中の追加変更工事費の問題で
本件事件とは別に大阪地方裁判所で係争中であるが、
そこで大きな問題になっているのが、
おまかせ建設会社が工事契約締結後の早い時期に
(請負代金内訳明細書)を建築主に提出すべきであったが、
提出していなかったために
追加変更工事費を検討する際の基準となるべき
契約時における(請負代金内訳明細書)を
建築主である私が把握できないことにあるのである。

したがって、
建築主と工事会社が公平な契約を交わして
円満な工事を進めるための取り決めごとを記載しているのが
「契約約款」であり、
その中の記載の一つに、
契約後速やかに
(請負代金内訳明細書)を
監理者に提出して
建築主に渡るようにすることを決めているのである。

よって、裁判所の上記の判断は、
通常の工事ではあり得ない考えであり、
あまりにもおまかせ建設会社をひいきした判決
となってしまっているのではないのか。

この点は、本件事件の第一審の審理全般にわたって、
担当の裁判長が取り続けてこられた
偏った訴訟指揮の一端を顕している。

私は、第一審の審理の中で、
請負者が請負代金内訳明細書を
提出しなければならない理由や目的を
再三にわたって主張したが、
裁判所が理解してくれなかったことに対して
憤慨するばかりであるが、
社会的にも由々しき事態であると言わざるを得ない。
相手方の弁護士が依頼者を
少しでも有利にする時の言葉にしか聞こえない。

我々は、法の下には平等で
法に照らし合わせて判決を下すのが
司法の役割ではないのか。

工事監理者が行う業務処理の方法や要領などは、
建築関係図書が並んでいる書店の棚に多く陳列されている。
特別な知識のようで
誰でも手に入れることができる知識なのである。
このことは建築界の常識なのであることを踏まえて、
建築法を正しく判断してほしい。


あまりにも建築法を無視した判決なので
私は我慢をすることができず、
「正しいことは大きな声で主張してよい」
と判断して、
勇気を鼓舞して、
虎のように、吠えた!

法の番人である裁判所に対して
「書店にも工事監理者の本がありますよ」
という皮肉を言うのは
言い過ぎかなと迷ったのだが。

この準備書面には続きがある。

*****************

私がおまかせ建設会社に依頼した建物の工事は
令和元年から中断したままである。
私に引き渡しもされておらず
どれだけの未了工事があるのか
私が把握できていない。

工事現場は、工事中の仮囲いを撤去しているので
一見建物は完成しているようには見えるが
敷地内や玄関・廊下・階段などに
工事の残材や工事のゴミ・工事道具が散乱したままである。

私は、令和2年から
地元の町内会の会長様と話ができるようになり、
同町内で、今回の建築工事でどれだけ皆さんに迷惑をかけてきたか
知ることができた。

1)長く放置されてるため、風紀上・防犯上の不安がある。

2)工事中には、工事関係者が子ども達の通学路に違法駐車をして
 夜中にもコンクリートを割るような騒音を立てていた。

3)建物内の残材や工事のゴミ・工事道具があるため
 まだ工事中なのかと不安である。

4)町内会会長さまがおまかせ建設会社に連絡をしたが
 何の返事もない。

5)ゴミが多く、雑草も茂っていて
 荒れた状態だから近所の住民は心配している。

このことで、私が整理をしたいと考えたが、
まだ引き渡しが行われていないので
おまかせ建設会社の管理下にある建物だから
建物内ので残材、廃材、工具などを片付けてほしい
と訴えた。

★建物内に容易に入り込むことがないように
 施錠をしっかりしてほしい

★敷地周囲に高さ2m以上の仮囲いを設置し、
 工事用入り口をもうけて施錠してほしい

★この建物は、今誰の管理下にあるのかみんなにわかるように
 中山社長の名前を書いた標識を掲示してほしい

など訴えたが、
裁判所は
「おまかせ建設会社の管理責任はあるものの
 緊急性がない。
 必要と思われるのなら、施主がやればよい」

との判断を今年7月にしめした。

そこで、この建物はおまかせ建設会社の管理下にあるが
ご近所様にこれ以上迷惑をかけられないと判断し
本件建物の敷地周囲に仮囲いを、別会社に委託して設置した。
その費用はいったん私が支払ったが、
本来はおまかせ建設会社の管理下の物件なので
その費用を、おまかせ建設会社に請求することとする。

*****************

書類はこれで終わりだが、
田中弁護士、裁判長の退廷により
この書類の審議はなされなかった。
ただ、正式な手続きを経て提出した書類なので
双方、この書類の内容については承知しているはずである。

しかし、こうやって書き出してみると
もう3年たつのだと改めてその長さを感じた。
ほったらかしにしている理由を聞きたい!と思った。

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