建築会社と戦う男の物語

「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」 を小説に書き換えた、サブブログです。

私は渡辺拓也と申します。
脱サラをし、
不動産投資に取り組みました。

しかし、人生の全てをかけた新築マンションを
建ててくれた建築会社と、現在裁判で係争中。
マンションも手に入れていません。

そんな私の失敗談記録を公開した
「訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ」
を開始したのが2021年5月でした。

その中味をわかりやすく
ノンフィクション小説として書き換えたのが
このブログです。
こちらのブログもよろしくお願いします★

カテゴリ: 反論

<田中弁護士>

3.渡辺氏は、令和3年末に
 本件建物の全ての部屋の扉の
 既設鍵シリンダーを抜き取り
 新たに自分で勝手に錠前を用意し、施錠した。
 
 おまかせ建設会社は、
 令和元年よりずっと完成を主張し
 引き取りをしてほしいと提案していたが
 渡辺氏は、施錠されていた部屋を解錠し
 鍵を付け替えたのであるから
 おまかせ建設会社は
 物理的に本件建物の引き取りを完了させたことになる。 
 なお、鍵が壊されている証拠写真も添付する。

<私の反論>
 この施主完了検査の実行に関しては
 以前の裁判の準備書面で通知している。
 
 しかも「当日、鍵を開けてほしいので
 立ち会ってほしい」とも伝えたし
 「来なかったら、しかたないので
 こちらで鍵業者を手配して開けますからね!」と
 ちゃんと正式に伝えている。

 その上、鍵を抜き取り、
 検査をした後は
 新しい鍵を付け直し
 すぐに田中弁護士に新しい鍵を送ったのに
 その鍵を私に送り返して
 裁判長・専門委員(1級建築士)・弁護士・私がそろった
 現地確認の際に(おまかせ建設会社の社長は来なかった)
 鍵がなくて、中に入ることができないという事態にまで
 進展したのだ。

 その後、田中弁護士から私に送り返された鍵は
 私がおまかせ建設会社に送ったので
 私は、今、鍵を持っていないし
 施主完了検査をしたことが
 引き取りしたことにはならない。

 いいかげんにしてほしい!!

こんな準備書面で、まともな裁判を開くことができるわけもない。
実際に裁判は回数を重ねているわりに
調停は全く進まないという事実につながっていることに対して
私は強い怒りを覚えている。

<田中弁護士> 
2.おまかせ建設会社は、渡辺氏に対して
 本件建物の完成を主張し
 「引き取りをしてほしい」と提案していたが
 渡辺氏は、「完成していない」と言い続け
 令和1年7月に
 完了検査を実施した機関に対し
 検査済証の発行を留保するように求め
 さらに完了検査の手続きを取り下げた。

<私の反論>
  「完了検査の手続きを取り下げた」と、
  私が自分の意志で取り下げたように書いているが、
  私は、マンションの施主完了検査を行っていないので
  留保を希望していた。

  確認検査機構より「保留はできないから取り下げてくれ」
  と言われたので、仕方なく取り下げたのである。
  そもそも、保留開始後
  それから2ヶ月施主完了検査もさせてくれず
  ほったらかしにされていたのは、こちらの方である。

  さっさとおまかせ建設会社が対応してくれていたら
  取り下げさせられることもなかった。

<田中弁護士>
 また、おまかせ建設会社は、
 令和2年11月に
 渡辺氏を債務者として、本件土地に仮囲いを行い
 工事中であることを示す看板を掲示すること等を求める
 仮処分の申し立てを行い
 本件建物が未完成であることを主張し
 おまかせ建設会社の引き渡しを拒否した。


<私の反論>
 これは裁判で使う正式な書類なのである。
 ちゃんと文章を精査したのだろうか。
  なんと、
 「原告」=「おまかせ建設会社」で
 「被告」=「渡辺氏(私)」であるのに
  書いている内容は、AとBが逆なのである。

  仮処分の申し立てを行い
  本件建物が未完成であることを主張したのは、おまかせ建設会社ではない。
  それは私がしたことである。
  
  それと令和2年11月には
  私は仮囲いをしていない。事実無根である。

  「引き渡しを拒否した」とあるが、
  提示もされていないから、拒否もしていない。
  これも事実無根。

<田中弁護士>
 なお、渡辺氏の上記仮処分の申し立ては
 令和3年2月に却下され
 抗告についても棄却されている。

 上記にしめした渡辺氏による一連の対応は
 「おまかせ建設会社の施主に対する
 引き渡し義務履行の提供がされ続けている」
 と、渡辺氏が認識したことを示す事実である。


<私の反論> 
  私の仮処分申し立ては
  「掃除と施錠」だったので
  それをおまかせ建設会社が、あわてて行ったので
  申し立てた分が解決しただけである。

  私が申し立てた仮処分の内容を間違えて書いておきながら
  司法によって却下されたように
  書くのはやめてほしい。これは侮辱である。


  先日の現場確認のとき初めて現場に行った田中弁護士が
  堂々と、仮囲いの日付を間違えて書いてきたことに驚いた。

  田中弁護士自身も現場確認で
  マンションが仕上がっていないことを
  見たはずである。

  あれを見た上で
  「完成した」と言える判断力にびっくりした。

 

以下、田中弁護士の準備書面に対する私の反論を記載する。

1.本件建物の完成、及び引き渡しの提案

 <田中弁護士>
 おまかせ建設会社は、令和1年6月6日に、
 完了検査の申し入れを行い
 渡辺氏は、本件建物の売却準備を開始した。

 <私の反論>
  完了検査の申入れをした、という主張で出してきた証拠は、
  「完了検査を行うための前の段階の書類」
  (完了検査を確認検査機構へ要請する申込用紙)
  であった。
  また、売却準備などしていない、そもそもどうやれば売れるのかこちらが教えてほしい。

  おまかせ建設会社の中山社長が
  私のマンションを買い取ると言ったから
  資料を作っただけである。

 <田中弁護士>
 おまかせ建設会社は、令和1年6月11日、
 完了検査で指摘された事項を手直しし
 全ての工事を完了し、
 渡辺氏に工事完了を報告した。

  ★行政の完了検査で、検査機構から多くの欠陥指摘があり、
   完了検査がおりてないのである。
  (未施箇所多数・消防検査未完了 等々)
  実際、施主完了検査を行ったとき
  その内容は写真と共にブログに公開したが
  本当にひどい状態だった。
 
  こんな状態で「完了した」とは言わせない。
  何より、実はおまかせ建設会社から
  一回も「完了した」報告は受けていない。
  誰に完了したと言ったのだろう?
  妄想も甚だしい。

 <田中弁護士>
 おまかせ建設会社は、渡辺氏に対して
 本件建物を引き取った上で
 完成時に支払うべき代金と
 追加工事代金合わせて5000万円の支払いを求めたが
 渡辺氏は
 「本件建物が未完成だ」と言って引き取りに応じなかった。

  ★「引き取りに応じなかった」
  などとどの口で言うのか、腹立たしい。
  引き取りをしてくれと言われたこともないし、
  こちらからいくら問い合わせても
  全て無視していた。
  
  裁判になって、今急にそんな発言をすることは
  認めることができない。

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