屋上の施行不備はまだあった。

27. 屋上の廊下屋根側は水下側なのに
  排水溝が設けられていない。

28. 外壁最上部のパラペットに接する部分に
  役物タイル(L型)を使用していないので、
  雨水が入るため、
  将来、タイル剥離等の問題が生じやすく、不適当である。

29. 廊下屋根部分のパラペット立上り部分の
  タイルに亀裂が発生している。

30. エレベーター屋根部分の壁に
  (自動火災報知機点検のための扉)
  庇が設けられていない。
  庇がないと雨水が内部に入りやすく
  自動火災報知機への悪影響が懸念される。

31. 屋上に上がるための(タラップステンレス製)が未施工だった。

32. 壁のタイルの中に雨が侵入し、
   内側からタイルが割れていた。  


昨今の異常気象に耐えうるように
防水加工や、雨水が入り込まないように
いろいろ設計の段階で申し入れた仕様が
ことごとく無視されていた。

こういうことは、施主が図面を持って
ちゃんとできているかどうか見せてもらわないと
分からない部分だった。
 
屋上に上がってみると、周りの景色がよく見え
この周りのご近所さまに
私のマンションの建築でご迷惑をおかけしたことを
申し訳なく思った。

そして、
マンションが当初の計画通り建てられて
引き渡しが行われていたら
ここからの眺めは最高だったろうにと、
悔しく思ったのだった。