契約したときは、会社勤めで別の県に住んでいたから
なかなか工事の進捗状況を把握しにくい部分が
あったことは否めなかった。

私の賃貸マンションは、
2018年7月下旬に工事着工となっていた。
しかし、8月に入っても工事に入る気配がなく
2ヶ月程の遅れて工事が始まったようで
遅れが発生していることには気づいていた。

しかし、遅れが発生していることもついて
松本コンサルタントから何も連絡がなかったし、
おまかせ建設会社からも報告がなかったので
こちらから、工事現場を見に来て気づいた時に
松本氏に確認をしていたが、
松本コンサルタントは
 「これくらいの遅れはよくあることです。
  大丈夫ですよ」
  「行政手続きでいろいろ言われたり、
  オリンピック関係で工事業者が少なくなっており、
  杭打ち機や職人の確保が難しいので、
  開始が遅れただけです」
とあまり取り合ってくれなかったので
大丈夫なのかなと思っていた。

建物建築に関しては
おまかせ建設会社を全面的に信頼していたので、
まちがいなく工事が進んでいると
油断していた。

年が明けて2019年1月
工程表を確かめてみれば
マンション建築は、3~4ヶ月ほど遅れていた。

開始のときよりさらに遅れ具合がひどくなっていたのだ。
さすがに不安になり、
おまかせ建築会社の現場監督、結城さんに
 「私は、完成が3月下旬と思って
  入居者募集の活動に入っています。
  しかし、工事が大幅に遅れているのではありませんか?
  予定通り3月に工事は終了するのですか?」
と工事完成時期の確認をしたが、
結城さんからは、明確な返答がなかった。

入居者募集活動を順調に進めている私としては
現場監督から答えがもらえないため
何度もおまかせ建設会社に連絡したが
おまかせ建設会社の誰からも
工事の完成時期の見通しを教えてもらえなかった。

不安が募るばかりだった・・・・・