さらに納得できない裁判所の判決理由が続く。

請求代金内訳明細書の交付については 
「本件請け負い契約の契約書に添付された約款によれば、
『受注者は、契約締結後にすみやかに
 請け負い代金内訳書を監理者に提出して確認を受けるもの』
 とされている。

 しかし、本件請負契約においては、
 受注者であるおまかせ建設会社が、
 工事監理も併せて受託したものであるから、
 この規定の適用はない。
 従って、渡辺氏が、この規定を根拠に請求している請求は棄却する」


一審判決の修正が入ったものの
一審の時と大差ない判断なのは残念だった。 

買い取り価格の提示については、

「中山社長が、マンションを買い取るという
 渡辺氏の主張が事実としても
 渡辺氏とおまかせ建設会社が
 本件建物及び本件土地の売買について交渉していただけなので、
 本件建物及び本件土地の買い取りについて
 おまかせ建設会社に何らかの債務が生じたとは認められない。
 よって、渡辺氏の本件建物及び本件土地の買取価格の
 提示を求める請求は退ける」

私は、中山社長が私の家に来たとき
「買い取る」と言い切ったことを
音声データとして保存しているので、
そのこと裁判所は承知しているはずなのに。

そのため「買い取る」と言ったことについては否定されなかったが、
あのとき、金額や時期の詳細を決めてから
話し合いを終わらせたらよかったと強く悔やまれる。
大企業の社長が、自らの口で約束したことを
なかったことにするなんて、思いもつかなかった私は
世間知らずだったのだろうか。 

3.確認申請書副本 及び 中間検査合格書の引き渡し
6.工事監理業務報告書の交付

この2つの項目に関しては、よい判断をもらえたと思う。
おまかせ建設会社は
「これらの書面に関しては、同時履行の関係だ」
と主張していたが、
裁判所はそれらの主張を退けてくれたからだ。

控訴審判決に対する私の思いは
以上だが、次のステップに向けて
準備を進めないといけないと思った。